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「日越ともいき支援会」活動報告 第6回 群馬編  | 宗教法人 日新窟

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「日越ともいき支援会」活動報告 第6回 群馬編 

カテゴリ: お知らせ 公開日:2019年08月20日(火)

「日越ともいき支援会」活動報告 第6回 群馬編

 

 今回支援した方は、オーバースティの男性でスティーブンジョンソン症候群という難病にかかってしまった方の支援です。念の為に初めに書いておきますが、私共はオーバースティの方を、今回も入管や大使館、病院の方からの依頼を受け支援しております。

 

 ソンさんは6月の初めに、頭が痛いということでベトナムの薬を飲んでも改善せず、日本の薬を飲んだところ皮膚に蕁麻疹が出てきて、次の日の朝には全身の皮膚がただれ緊急で大学病院のICUに入院しました。最初送ってきた写真を見ると、びっくりするくらい全身ただれ、病名はスティーブンジョンソン症候群。

知り合いのドクターすぐに確認をすると、一年間位の点滴が必要で命を落とす危険性もあると言われました。しかし幸運にもソンさんは、約一ヵ月の治療でベトナムまで帰国出来る位まで回復をしました。

 

 病院の先生から、もう退院できますと連絡を受けまして、私は少し早いのでは・・・?と思いましたが

先生方と相談しまして退院の日を決めて入管に出頭の手続きをし、飛行機を予約しました。以前みたくお寺に宿泊をさせても良かったのですが、病気のせいで視力も悪く、お寺で何かあっても困ると思い、

病院→入管→空港→ベトナムといったスケジュールにしました。

 

 朝5時に東京を出で、群馬の病院に7時に迎えに行き、病院の医療事務長さんと入院費用の残金の支払いの打ち合わせをし、東京入管に10時に出頭の約束をしていたので、急いで東京に戻りました。ソンさんはあまり体調が良くなかったので、入管の方も最短で手続きをして下さり、羽田空港に13時30分に到着することができました。事前にベトナム空港にも、タムチーから連絡を入れてもらっていたので、出国の手続きもスムーズにでき、無事に日本を出国することができました。

 

 今回もオーバースティの方の支援になりましたが、オーバースティで病気になると、医療費も莫大な金額になります。ベトナム人のコミュニティで助け合い、募金活動をして今回はどうにか100万円を集めて病院に支払えましたが、まだ285万円位の残金があります。今回の病院は国立の大学病院でしたので、国や県、諸々の助成金の制度を利用することができませんでした。となりますと丸々285万円が借金になります。

何度も何度も医療事務の方に交渉したり、病院の先生たちにこれは薬害ではないのでは?と交渉しましたが残念ながら今回はどれも適応することができませんでした。

 

 夢を抱いて日本に来たけれど、病気と借金が増えて母国に帰るなんて、本人ももちろんのこと、私達も残念で仕方ありません。何度も申し上げておりますが、日本サイドは失踪をしたくなる位の劣悪な環境を、どうにか無くしてもらいたいのと、失踪をしたくなったらまず、日新窟かタムチーに相談に来てください。

失踪をしてしまったら私達は何も手伝えなくなります。

ソン君もベトナムで治療して、早く元気になってまた日本に来て下さい。

 

 

 

        日新窟 寺務長 吉水慈豊

 

 

 

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